人間の体は、365個もの関節があることで様々な動きが行えますが、日常生活では、関節の多彩な動きを上手く活用できていません。
関節には、いろいろな筋肉がついていて、この筋肉が伸び縮みすることで関節が動きます。つまり、関節が動くから体が動くといえるのです。
もし関節を動かさないでいると硬くなり、関節の可動域が狭くなって、やがて筋肉の動きを制限します。
この可動域とは、関節の「動く範囲」のこと。関節の動く範囲が、広い人と狭い人をイメージしてみましょう。
どちらが体を自在に動かせるかは、すぐにピンとくると思います。
ですから、PC作業や車の運転など、体をあまり動かさず長時間同じ姿勢でいる方は要注意!
とにかく関節を柔らかくする秘訣は、最大限いろいろな方向に動かしてあげることです。地道なことですが、関節の可動域が広がることで柔らかくて良い筋肉の状態をキープできます。
そういった意味では、トレーニングにヨガを取り入れているスポーツ選手が多いのも納得です。日本ではヨガ=「女性」のイメージがまだ強いですが、近ごろは男性アスリートも増えていて、メジャーリーガーのイチローもその1人。
彼は筋肉量を増やすのではなく、「しなやかな柔らかい筋肉を保つ」ためにヨガを取り入れています。長きに渡って活躍されているのも、そんな理由があったのです。
- その1 心が落ち着くリラックス効果
- その2 体の柔軟性が高まる
- その3 血流が良くなり疲労が解消する
- その4 ヨガはケガの予防になる
- その5 ヨガで骨が丈夫になる
- その6 寝つきが良くなる・長く眠れる
- その7 関節の動きがスムーズになる
- その8 免疫力が上がり未病を防ぐ
- その9 ヨガのダイエット効果